今回の件は改良というよりは自分的には対策と行った方がいいのかもしれない。

デルソルのリアウインドを開けると点灯、閉め切るとインパネ内の緑のLEDが消灯しウインド開閉状態を教えてくれる。
それだけならいいが、実はルーフの開閉時にリアウインドが開いてそこから何かが室外に出てた場合に危険なため（トランクがせり上がり挟まる）トランクの開閉やルーフオープン時にウインドが開いているとそれらの動作ができないような機構になっている。

なるほど・・・安全でいいじゃん。そう、そうなんですが使っているとしばしば不便な場合もあります。
そういう訳で常々このセンサー（単なるマイクロスイッチだが）をキャンセルしたいと思っておりました。
またしばらく前からここに少し怪しい兆候があり、つまりウインドが閉まっているのにLEDが点灯している時があったりする、つまりその時点でトランクの開閉、ルーフの開閉ができない。
最悪開けることができなくてもその場は問題なしとしよう、だがルーフが開いている時に雨が・・・傘でもさしましょうか？(x_x)

では工作。加工自体に難易度は高くありません、ただ内装を外すのが面倒です。機械的に十数本のビスと数個のクリップを外していきます、問題の場所はここです、助手席裏のリアパーソナルッボックス下になります、左写真矢印のあたりです。
右写真は問題のカプラー、 下記のイラストのようにリアの水槽（ウインドガラスが収まる場所）内にモーター用の２本と、センサー用の３本が入りますがその５本がこの１つのカプラー内に収まっています。

今回は強制的に開閉状態を再現しただけです（開いていてもLEDは点灯しません）、イラスト左下のSWをステアリングの下あたりに付けましたが、単に常時閉じた状態にするだけなら水槽内に入る３本の線を切断しAB間をショートさせておくだけでいいですね。

今回のようなSWにする副産物としてBC間に切り替えればトランクの開閉キャンセルと、ルーフオープンのキャンセルが同時に行えることでしょうか。