前回までの対策により完璧？かと思われた雨漏りですが、思うようにいかないもので【トランク奥あたりの水滴】で濡れていたその上あたりに浸水してきます。

この辺りからの浸水はお決まりのようにリアパーソナルボックス下へ流れ込みカーペットを濡らします。原因を探す物の全く解らず雨が降るたびにこの部分に2、3枚のテッシュペーパーを詰めて下へ垂れるのを凌いでいました、その量は一晩の雨で約16cc。
これが多いと見るか少ないと見るか・・・・
いい加減疲れてきて、まあそろそろあきらめよと心の奥で悪魔がささやき始めたのも事実です(^_^)
実際の16ccはフィルムケースのこのぐらい、ペットボトルのキャップ一杯ぐらいです、これが左右から一雨ごとに攻めてきます。

ところが偶然ある日一気に解決しました。上記写真で見える灰色のシリコンシーラントが見苦しく（トランクを閉めれば見えないと思って使ったんですが、しっかり見えました）タッチペンで塗るためにトランクのウェザーストリップを外したところ・・・

以前トランク周りのシーリング処理をした際にウエザーストリップを外してすればよかったんですが見える範囲でしたためその下のパネル処理を見落としていました、通常トランクなどの淵はウエザーストリップをはめ込む構造上折り返しがありまさかここを乗り越えて漏れてくるとは考えもしなかったんですが意外？にも2枚のパネルがあわせてありその部分からの浸水でした。

前回の対策から今回の対策までずいぶんかかりました、今回の対策で症状が治まるか否かの検証に時間がかかりました、その間皮肉なことに思うように雨の日が少なかったり事情で車が手元からはなれていたりと・・・

おそらくこれでしばらくは通常の使用での雨漏りは無いと確信していますが、今まで解ったことはコーキングの割れなどからの浸水が意外に多いということ（コーキング処理自体表面的でなおかつ薄い）、つまり今現在問題なくても今後近いうちに自身のデルソルも含めすべてのデルソルで問題が起こりうるということです。
今まで問題が無いにも関わらず雨漏り等の症状が最近・・・という場合一度これらの状態をチェックしてみることを御進めします。またデルソルに限らず当時のシビックでも意外にパネル処理のシーリング処理不具合から雨漏りがおこっていたようです。